第34回 柴田式月次決算書 「会計事務所の将来は?」
柴田式月次決算書 「会計事務の将来は?」
2013年9月にオックスフォード大学が「雇用の将来・情報技術に影響されやすい仕事」を発表しました。
現存する700の仕事について、消滅する仕事の順位を計算したという内容です。
そこには・・・「納税手続き業」「経理事務業」という、私たち会計業界の売上の大部分を占めるものが挙げられていました。
これは、私たちの仕事がなくなることを意味しております。
現にエストニアでは、eガバメント政策により税理士・会計士が消滅したそうです。
このまま今の延長線上で仕事を続けていっては、私たちは、仕事を失うことになります。
・・・では、どのようにしていけばよいのでしょうか。
私たちが考えた方向性の一つは、コンサルティング化だと考えています。その中でも、経営計画に関するコンサルティングこれは、機械にはとってかわることができないと考えています。
ただし、経営計画といっても、数字の計画を立てるだけではありません。
経営理念から始まり、「経営ビジョン戦略」「会社の未来像」社員への処遇など、会社としての方針を含めたコンサルティングです。
これは、機械にはとってかわることができません。中小企業に特化した経営計画書作りのお手伝いで税務申告・経理業務が機械化されても、生き残っていくことができるのではないかと確信しています。
私たち会計事務所はこのような会計事務所を目指しています。