第29回 柴田式月次決算書 「キャッシュフローを身近に感じていただくために」
柴田式月次決算書 「キャシュフローを身近に感じていただくために」を説明します
多くの中小企業経営者の方は、儲け方は理解できても、お金の残し方については、なかなか理解できません。
そこで重要となるのが、お金と利益の違いを教えてくれる「キャッシュフロー計算書」ですが、これも、会計的な用語ですし、そのままキャッシュフロー計算書をお見せしても、数字に抵抗がある経営者の方は、より、抵抗が増してしまいます。
そのような状況から、少しでもキャッシュフロー計算書を身近に感じられるように柴田式決算書は工夫をしました。
それは・・・社長様と一緒に数字を埋めるように空欄にしていることです。
空欄にしているのは数字を肌で感じていただきたい5か所です。
・当期純利益
・営業活動により調達した純キャッシュ
・フリーキャッシュフロー
・長期借入金の返済額
・現金増減額
この5か所を一緒に埋めていくことで、利益とお金が違うということに、興味を持っていただくようにしています。
またより資金の流れを理解していただくために、
・受取手形+売掛金の増減
・支払手形+買掛金の増減
・棚卸資産の増減
も空欄にし一緒に記入するようにしました。
これは運転資金がどのくらい必要なのかを理解していただくためです。
数字に抵抗のある中小企業経営者の方に少しでも数字を身近に感じていただくよう工夫しています。
「柴田式月次決算書」を使って一緒に高収益型事業構造の会社を作りましょう!