第28回 柴田式月次決算書 「利益を定義する」
柴田式月次決算書 「利益を定義する」を伝えます
会社は社長一人で利益を稼ぐことができるでしょうか。
・・・はい、もちろんできません。利益を稼ぐのは、社員の協力なくしてはできないのです。
では、その社員に協力してもらうには、どのようにしたら良いでしょうか。
答えはいくつもありますが、一つの方法として、会社の利益を他人事ではなく、自分の事としてとらえてもらうことが挙げられます。
そのための一つの施策が、今回のテーマ「利益を定義する」 です。
利益の定義は2つです。
(1)社員を守るためのコスト
(2)事業存続費
すなわち、社員を守るためには、「利益を稼がないといけない。事業を存続させなければ、社員の皆さんを守れないので利益が必要になる」という考え方です。
これを明確に社長が社員に伝えることによって、「利益は社長が肥えるためだけのものではない」ということを理解していただくのです。
大したこと無いように見えますが、この様な考え方の積み重ねが、会社を全社一丸体制へと導いてくれ、利益をもたらすようになるのです。
「柴田式月次決算書」を使って一緒に高収益型事業構造の会社を作りましょう!