第19回 柴田式月次決算書 「金融機関が一番大事にする指標とは何か?」
柴田式月次決算書 「金融機関が一番大事にする指標とは何か?」を伝えます
中小企業が事業を存続させる上で、多くの中小企業は、借入をせざる得ない状況です。
借入をするとなると、出てくるのが金融機関です。金融機関との関係を良好に保つことは、中小企業にとっては、必要不可欠です。
そんな金融機関が、企業に融資を検討する際、一番重視する指標は何かご存知でしょうか。
次の4つから一つ選んでみてください。
わかりますか?
・安全性
・収益性
・成長性
・返済能力
・・・選んでいただけましたでしょうか。
正解は、「返済能力」です。
これは、当然と言えば当然でしょうか。他の指標の順番としては、「安全性→成長性→収益性」となります。
なお、指標の良し悪しは、各指標ごとに4つから5つの項目があり、その項目の採点の合計で決まります。また、採点で使われる数字は、決算書が元になります。
ということは、決算書作成に携わる我々会計事務所が、この指標を理解していれば、お客様と金融機関との関係を良好にすることができるということになります。
まずは、返済能力を一番重視するということと、重視する優先順位が、返済能力→安全性→成長性→収益性であることを抑えていただければ、よろしいかと思います。
「柴田式月次決算書」を使って一緒に高収益型事業構造の会社を作りましょう!