第11回 柴田式月次決算書 「財務体質を簡単に理解する方法≒2」
柴田式月次決算書 「財務体質を簡単に理解する方法≒2」
前回、財務体質を把握するには、
(1)損益のお金 (2)固定的なお金 (3)売上仕入に係るお金 (4)流動的なお金 |
に分けるというお話をしました。
そして、「番号が若いところでお金を持っているほど良い 」ということもお話いたしました。
今回はその続きです。
番号が若いほど良いと話しましたが、具体的には、(3)以上でお金を残しておくこと が理想です。
なぜなら、「流動的なお金 」は、その名の通り流動するため、ここでお金を残している会社は、倒産するリスクが大きく抱えることになってしまうのです。
そこで、「流動的なお金」より上の、
(1)「損益のお金」の残高 +(2)「固定的なお金」の残高 +(3)「売上仕入に係るお金」の残高 |
の合計を、「安定資金 」と呼びます。
「安定資金」は、財務体質 の良し悪しを判断する一つの規準となります。
この数字が多ければ多いほど、会社は潰れにくいことになります。
さて、2回に渡って、財務分析に関する話 をして参りました。
短い文章で伝えていますので、伝わりづらかった部分があったのではないかと思います。
柴田尚之税理士事務所 では社長様にご理解いただけますようわかりやすくご説明させていただきます。
「柴田式月次決算書」を使って一緒に高収益型事業構造の会社を作りましょう!